印旛沼の浸水被害を受け、国土交通省や千葉県などは25日、「チーム印旛沼」を発足させ、決壊した堤防の応急復旧などの緊急対策に着手した。台風26号が来週後半にも関東地方に接近する恐れがあるため、1週間をめどに対策を完了させたい考えだ。
印旛沼の水位は平常時の倍以上に
国交省によると、印旛沼では今回の大雨で、水位が平常時の倍以上の高さとなる平均4.93メートルまで上昇。直結する河川を含め3地点で堤防が決壊し、成田市、栄町などの住宅や農地5平方キロ・メートル以上(推定)で浸水が起きた。
仮堤防の整備と排水作業を強化
国、県は決壊した箇所に盛り土をするなどして、仮の堤防を整備する。水位は25日午前7時現在でも約3メートルあり、国交省や県などは、印旛沼に2か所ある排水機場をフル稼働させて26日にも平常時の水位に戻す。浸水地域に出動する排水ポンプ車も大幅に増強する。