成績急降下は伸びのサイン?「塾迷子」を防ぐためのポイント
成績急降下は伸びのサイン?塾迷子を防ぐポイント

一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事の西岡壱誠氏は、子どもの成績が一時的に下がる瞬間こそ、実は最も学力が伸びている途中である可能性を指摘する。現代の塾は難しい時期にあり、子どもがちゃんと勉強していても点数がすぐには上がらず、むしろ一時的に下がることさえあるという。

勉強時間と点数が比例しない現代のテスト

西岡氏によれば、昔の感覚で「勉強した時間=点数」と考えると、現在の状況は「うまくいっていない」ように映る。しかし、それは塾や先生の指導力の問題ではなく、現代のテストそのものが「ジワジワ上がらず、ある時期に一気に上がる」性質を持っているからだ。

「塾迷子」が子どもの成長を阻む

この時期に保護者が「塾を変えよう」と判断すると、子どもがジャンプする直前の段階で学習を止めてしまうことになる。新しい塾ではまた最初からスタートし、違う先生ややり方、ペースに適応するための「平らな時期」が再び始まる。3カ月経っても点が上がらないとまた塾を変える――この「塾迷子」が続くと、多くの子どもは「自分は頭が悪い」と思い込んでしまう。実際は能力の問題ではなく、ジャンプの直前で毎回止められ続けただけである。

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点数より中身を見よ

西岡氏は、保護者に対して「点数より中身を見よ」とアドバイスする。一時的な点数低下に焦らず、子どもの学習内容や理解度の変化に注目することが重要だ。学力は直線的に伸びるのではなく、ある時点で急激に向上する性質があるため、保護者の冷静な見守りが子どもの成長を支える。

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