今月から京都大の学長となった立川康人氏(63)が2日、就任式に臨んだ。京大が世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」に認定された点に触れ、「50年、100年先の未来を見据え、大学を発展させていく」と今後の意気込みを語った。
「国際卓越研究大学」に3校目として認定
京大は今年7月、文部科学省から3校目となる国際卓越研究大学に認定された。今後、教授を頂点に少人数で構成する約1000の「小講座」を廃止し、研究領域ごとに約20の「デパートメント」に再編する計画を進める。
「独創的な研究が評価され、世界中から人が集まる好循環」
立川氏は学部長や幹部職員ら約100人を前に、「新たな状況に移行したことを認識し、主体的に考え、将来を切り開いてほしい」とあいさつ。その後の記者会見で、デパートメント制について「独創的な研究が評価され、世界中から人が集まってくるという好循環を生み出す上で非常に大事な改革だ」と語った。
任期は6年間、実行力が評価され選出
任期は6年間。立川氏は岐阜県出身で、工学研究科長や副学長などを歴任した。教職員らの投票では3番手だったが、国際卓越研究大学の実現に向けた実行力が評価され、6月の選考会議で新学長に選出された。