津市の4人死亡火災、実況見分始まる 住宅のプロパンガス破裂か
津市の4人死亡火災、実況見分始まる プロパンガス破裂か

三重県津市香良洲町で木造平屋建ての住宅が全焼し、焼け跡から4人の遺体が見つかった火災で、三重県警は3日、実況見分を始めた。

午前9時半から消防と合同で実況見分

実況見分は消防と合同で午前9時半ごろから始まった。建物は激しく焼け落ちており、警察官らがわずかに骨組みが残る焼け跡を掘り返すなどして調べた。

津南署によると、この火事でこの家に住むブラジル国籍の会社員男性(38)と知人女性(43)がけがをした。男性の娘(4)と、女性の10~13歳の子ども3人の安否が分からなくなっている。署は、遺体はこの4人とみて身元を調べる。

付近の住民も実況見分の様子を見守った。

住民が証言「爆発音の原因はプロパンガスではないか」

南隣に住む小野喜予丸さん(77)によると、現場の住宅は母屋と小屋の2棟があった。バチバチという音に気づいて外を見たところ、2棟の間辺りから火柱が上がっており、その後爆発音のような音が2度響いたという。「火の勢いが強く、手が付けられなかった。プロパンガスのボンベが周辺に散乱していたようなので、爆発音の原因はプロパンガスではないか」と話した。

自宅の離れにも延焼し、一部は屋根が落ちた。「片付けはもう無理。焼けた部分は取り壊すしかない」とぼうぜんと話した。

現場近くに住む50代女性によると、火災が起きた住宅の外にはプロパンガスのボンベが2本置かれていたという。火災から一夜明け、女性は「ボンベの頭の部分のようなものが現場近くの空き地に落ちているのを見た」と話した。