81回目の「終戦の日」を迎えた8月15日、全国で戦没者を追悼する催しが行われ、東京都でも追悼式が行われた。先の大戦の終結から長い時を経て、悲惨な戦禍や復興への奮闘を直接知る人は日に日に減っている。「記憶や教訓の継承」の重要性に関心が高まる中、戦争体験者と若者が先の大戦を「次世代に伝える」使命感を共有した。
遺族代表が追悼の言葉
15日に行われた都戦没者追悼式。遺族代表の1人として壇上に立った八王子市の柿山和子さん(86)は悲しげに思いを語った。
「父の背中のぬくもり、両手の温かさなどの記憶はありません」
八王子〝唯一〟の語り部
柿山さんは八王子市で〝唯一〟の語り部として活動している。戦争体験者と若者が思いを共有し、次世代への継承に期待を寄せている。
都戦没者追悼式では、遺族代表の柿山さんと島崎吾郎さんが献花し、祈りをささげた。



