定年や転職を意識したとき、多くの人が思い浮かべるのが学び直しだ。今の強みを生かす人もいれば、新たな分野に挑戦する人もいる。資格取得を足がかりにするケースも少なくない。中高年から始める資格の勉強と、それを支えるお金の制度について紹介する。
司法書士として第2の職業人生
徳島市の河野隆富さん(61)は今年、司法書士「1年生」として第2の職業人生を歩み始めた。「この年になって新しいことを次々と吸収できる日々で、とても新鮮な生活」と話す。
河野さんは地元の新聞社で記者や編集の仕事を40年近く続けてきた。多くの人に出会え、様々なテーマの記事を書き、やりがいを感じてきたという。転機は50代半ば、あと5年ほどに迫った定年を意識したときだった。
会社に残るか、新たな挑戦か
このまま会社に残り再雇用で働き続けるか、それとも新たな道に進むか。河野さんの選択は、資格取得による新天地への挑戦だった。
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