広島二中慰霊祭、猛暑でライブ配信へ 現地参加絞る
広島二中慰霊祭、猛暑でライブ配信へ

広島県立広島観音高校(広島市西区)の同窓会は、6日の原爆忌に開く旧制広島二中の慰霊祭の開催方式を見直す。例年、平和記念公園(同市中区)内の慰霊碑前で実施していたが、今年は現地での参加人数を絞った上でライブ動画をオンラインで配信し、同高敷地内の同窓会館などで見られるようにする。近年の猛暑と、遺族らの高齢化への対応という。

被爆の実態

原爆投下時、広島二中の1年生323人は、爆心地から約500メートルの場所で建物疎開の作業に従事しており、5日後までに全員が死亡した。慰霊碑は1961年に建てられ、生徒、教職員を含む計354人の名が刻まれている。

昨年までの開催状況

同窓会事務局によると、昨年までの慰霊祭は、慰霊碑の前にテントを張り、椅子を並べ、午前8時から開催。近年は遺族や生徒計約70~80人が参加してきた。被爆80年の節目だった昨年は約200人が集まったが、数人が熱中症のような症状を訴えたといい、今後の実施方法が課題に挙がっていた。

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新たな取り組み

方式変更は約330人の卒業生らに周知し、当日、同窓会館には生徒らを含む約150人の来場を見込んでいる。同窓会の加川幸彦事務局長は「同じ場所、同じ時間に式典を続けるためにどうしたらいいか考えた結果。参列者の高齢化が進む中、被爆の継承のため、一人でも多くの人に参加してもらいたい」と話した。

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