愛媛オレンジバイキングス新アリーナ、ウェルピア伊予に建設案…事業費110億円超
愛媛新アリーナ、ウェルピア伊予に建設案 事業費110億円超

IT企業「サイボウズ」(東京)は25日、傘下のバスケットボールBワン・愛媛オレンジバイキングスのホームアリーナについて、愛媛県伊予市の総合文化施設「ウェルピア伊予」に建設する案を公表した。青野慶久社長は、県内に複数の候補地があるとしつつ、「他に代えがたい条件がそろったエリア」と述べ、前向きな姿勢を示した。

老朽化したプール跡地にアリーナ整備

市が老朽化した施設の活用案を民間から募る「サウンディング調査」を実施し、サイボウズがアリーナ建設を提案していた。提案では、老朽化したプールの跡地にアリーナを整備し、面積約1万平方メートル、収容人員5000人以上を想定。既存の宿泊や飲食の建物も改修し、「スポーツとエンターテインメントを楽しめる滞在型エリアに再生する」とした。

事業費は110億円超に

アリーナの事業費は明かさなかったが、周辺にある建物も改修するため、4月に公表したアリーナ整備案の110億円を上回るという。青野社長は、市が施設活用の事業者を募る場合、「できるなら応募する。県民の意見を聞き、具体的な案を検討する」と述べ、アリーナ建設の方針を年内に決める意向を改めて示した。

伊予市が6事業者の提案を公表

伊予市は24日、ウェルピア伊予のサウンディング調査に6事業者から調査票が提出され、個別ヒアリングを行ったと公表した。事業者名は明かさなかった。活用方法は、アリーナ建設のほか、スポーツ施設やコンベンション施設、宿泊・温浴施設、商業施設、防災拠点など幅広く、複数の機能を一体的にした提案が多かったという。

市は、それぞれの提案について、「事業化や実施を決定するものではなく、今後の検討や公募条件の設定などに活用するための参考意見」とした。