梅雨が明け、群馬県内では連日最高気温が40度近い日が続いている。うだるような暑さが体にこたえるが、涼しさを体感できるお薦めのスポットがある。
「人間冷蔵庫」ど冷えもんBOX
前橋市役所1階のロビーに設置されている「ど冷えもんBOX」は、全身を冷風で冷やすことができる装置だ。高さ203センチ、幅93センチ、奥行き120センチ。中に入ってスイッチを押すと、約5度の冷風が20分間吹き出し、内部が約15度に保たれる。
機械工具卸売大手「トラスコ中山」と自販機大手「SDRS」が共同開発。SDRSの製造拠点が前橋市内にあることから、市に1台が貸与され、5月25日から開庁時間に無料で利用できる。暑さが厳しくなった7月中旬以降、1日25人ほどが利用しているという。
体験してみると、頭上や背面から冷たい風が一気に吹き出し、首や頭に冷風が直接当たって心地よい。数分で火照った体を冷ましてくれる。利用した同市の主婦(53)も「暑いと頭がガンガンするが、入ると体が楽になった」と話した。
雪解け水で涼むツアー
みなかみ町の一ノ倉沢出合では、雪解け水に足をつけて涼を体感できる観光ツアーが行われている。星野リゾートの「谷川岳ヨッホ」が企画し、7月18日に始まった。
用意された椅子に座り、沢の水に足を伸ばすと、その冷たさに驚く。しぶきを上げる水はキンキンに冷え、夏場でも10度前後という。樹間を渡る風も涼しく、猛暑の下界とは別世界だ。目の前には一ノ倉沢の絶壁がそびえる。
出合までの約3キロの道は、ブナの木立をレンタルの電動自転車で進み、森林浴気分も味わえる。料金はレンタルの自転車、椅子、飲食物付きで1人6000円。要予約で、9月30日まで。問い合わせは谷川岳ヨッホ(0278・72・3575)へ。
鍾乳洞で天然の冷気
みどり市大間々町小平の「小平の里」にある鍾乳洞は、内部が年間を通じて13~15度に保たれ、真夏でもひんやりとした空気に包まれている。天然の冷気が心地よく、半袖でも寒すぎることはない。訪れた小学3年の男児(9)も「冷蔵庫の中に入ったみたいだった」と驚いた様子だった。
全長93メートルと小規模ながら、幅約1メートルの通路をゆったり進むと、鍾乳石や石筍など学術的にも貴重な二次生成物が点在する。小平の里には、水深が浅く小さな子供でも安心して遊べる水遊び場もある。
鍾乳洞の入場料金は大人400円、小中学生150円。11月までは無休。問い合わせは小平の里(0277・73・2006)へ。



