19日午前7時55分ごろ、東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅(東京都港区)で、北千住駅方面に向かっていた7両編成の電車が停止位置に止まらず、約300メートルオーバーランした。この電車は自動列車運転装置(ATO)で運行されていたが、自動ブレーキがかからず、車掌が非常ブレーキをかけて止めた。
運転打ち切りと不通区間
同電車は虎ノ門ヒルズ駅に引き返して乗客全員を降ろし、運転を打ち切った。日比谷線は一部区間が約50分間不通となり、約3万4千人に影響した。
原因調査とATOの仕組み
ATOは、運転士が出発時にボタンを押せば自動で加減速し、次の駅の停止位置に合わせて止まる仕組み。東京メトロによると、ATOの設定が虎ノ門ヒルズ駅開業(2020年6月)前の状態になっていたといい、詳しい原因を調べている。