横浜市長選で初当選の原沢敦美氏に当選証書「安全安心な職場環境つくる」
横浜市長選 原沢敦美氏に当選証書 安全安心な職場環境へ

18日に投開票された横浜市長選で、弁護士の原沢敦美氏(59)が初当選した。全18区でトップの票を獲得した。原沢氏は一夜明けた19日、市役所で市選挙管理委員会から当選証書を受け取った。

任期4年、20日に初登庁へ

任期は2030年10月までの4年間。20日午前9時に初登庁し、午後2時から就任会見に臨む。

市役所の立て直しが課題

今回の市長選は、職員へのハラスメント問題で前市長が辞職したことに伴い実施された。弁護士の第三者調査の報告書では、ハラスメントによる組織全体の萎縮や退職・休職に追い込まれる職員の存在など、深刻な影響が明らかになった。

市役所の立て直しを担うことになった原沢氏は、記者団の取材に「停滞している市政をもとに戻す必要がある。職員と一緒に市政を前に進められるように、安全安心な職場環境をつくることから始めたい」と語った。

選挙報告会で支援4党が祝辞

これに先立ち、原沢氏の選挙報告会が市内で開かれた。支援した自民、維新、国民民主、公明の4党や経済関係者らが詰めかけ、次点にダブルスコア以上の差をつけた選挙戦を振り返った。

「来年の4月の選挙で自分たちがやることをすべてやった」(佐藤茂・自民党市連会長)、「団結すれば短期でも勝利できるという歴史を切り開いた」(三浦信祐・公明党県本部代表)などとあいさつした。

原沢氏は市長と議会との関係に触れ、「二元代表制で意見を戦わせなければいけない時もあると思うが、ここで築いた信頼関係は、議論をするにふさわしいもの。意見が対立しても信頼関係を失わず、よりよい横浜になるよう、がんばりたい」と語った。

黒岩知事「二人三脚で」

黒岩祐治知事は19日の記者会見で市長選の結果に触れ、「パワハラ問題が投票行動に大きく影響したと思わざるを得ない」と述べた。その上で原沢氏に「まずは国際園芸博覧会。まだまだ認知度が足りていない。この間は、私が(市長の分も)ふたり分頑張るぞという気持ちでやってきたが、これからは二人三脚でしっかりとやっていきたい」と話した。