東京都がクマの緊急銃猟の実地訓練を初実施、奥多摩町で
東京都がクマの緊急銃猟実地訓練を初実施 奥多摩町で

東京都などは19日、市町村の判断で猟銃によるクマの駆除ができる緊急銃猟の実地訓練を奥多摩町で初めて実施した。冬眠に向けてツキノワグマの活動が活発になる秋を迎え、警戒が高まる中での訓練となった。

町内でクマの被害相次ぐ

町内の林道では5月に登山者がクマに襲われてけがをしたほか、9月には八王子市で都内初の緊急銃猟が実施されるなど、クマへの警戒が強まっている。

訓練は町の中学校跡で行われ、敷地内にクマが出没し、テニスコートの端に居座ったと想定した。町は敷地内で営業する宿泊施設の利用者らに危険が迫っていると判断して緊急銃猟が必要と判断。町職員らが警察官らと周囲の安全を確保したうえ、地元の猟友会員が猟銃で駆除するまでの流れを確かめた。

「1分1秒でも早く対応するには」

クマ対策を担当する町観光産業課の大串清文課長は「1分1秒でも早く対応するには担当課の職員だけは足りない。また、安全確保の面で都やJRとの連携が必要との課題が見えた」と話した。

都によると、ツキノワグマは…