隣接するJRと京王線の高尾駅(東京都八王子市)で、南北を行き来するための自由通路を新設する計画が実現に向けて動き出した。現在はJRの入場券を買って構内の跨線橋を使うか、踏切を渡って遠回りする必要があり、その不便さは60年にわたり課題となっている。
60年越しの課題
1967年、国鉄(現JR)の南側に京王高尾駅が開業し、その後、国鉄の南口も設けられた。南口周辺にはショッピングセンターなどが立ち並ぶようになったが、南北の往来は不便なままだ。
JR入場券(大人160円)を購入して跨線橋を使うか、踏切を渡って数百メートル歩くしかなく、遠回りすると反対側の改札まで約10分かかる。
計画の前進
100年近い歴史があるJR高尾駅北口の木造駅舎は、いったん解体され、駅近くに再び建てられる予定。地元住民は2000年から自由通路の実現を求めて活動を続けてきた。
今回の計画により、駅の南北を行き来する際の負担が大幅に軽減される見込みだ。