大井川鐵道、22時間超の夜行急行を8月29〜30日に運転
大井川鐵道、22時間超の夜行急行を8月に運転

大井川鐵道は8月29〜30日、総運転時間22時間28分に及ぶ「夜行急行」を運転すると発表した。電気機関車ED31形4号機と12系客車5両を連結し、金谷・新金谷〜家山・川根温泉笹間渡間を途中停車しながら複数回往復する。

長距離寝台特急をイメージした夜行列車

かつて東京駅から九州各地などを結んだ長距離寝台特急をイメージし、「移動そのもの」「鉄道への乗車そのもの」を目的とする夜行列車として企画した。8月29日17〜18時に新金谷駅前のプラザロコSLセンターで受付を行い、18時台に出発。翌朝9時50分まで夜行運転を続ける。主要駅では、国鉄時代の長距離列車で見られた長時間停車、通称「ドカ停」も実施する。

日中も乗り継ぎ可能なフリーきっぷ

夜行列車に使用した車両は、そのまま8月30日の日中時間帯に運転する急行列車にも充当する。参加者向けに同日有効の大井川本線フリーきっぷを用意し、希望者は新金谷駅16時42分着まで合計22時間超にわたって列車に乗り続けられる。

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3つの旅行プランを設定

旅行商品は3種類を設定。「ボックス席占有プラン」は4人掛けボックス席を1人または2人で使用し、旅行代金は1人利用2万4,800円・2人利用3万4,800円。ボックス席に専用フラットボードを設置して寝具類を貸し出す「簡易寝台 ヒルネ直通プラン」は1人3万4,800円とした。同プランには、8月30日の日中に運転する急行列車「すまた1号」から「奥大井2号」までの同一座席確保と、「かわかぜ1号」の車内で提供する昼食(すし)も含まれる。

「ヒルネ」の考え方を導入

「ヒルネ」とは、寝台列車を昼間の時間帯に座席として一般客へ開放した旧国鉄時代の利用方法を指す。今回のプランでこの考え方を取り入れ、夜間は簡易寝台、日中は座席として利用できるようにした。25歳以下または現役学生を対象とする「学割ユースプラン」も初めて設定。4人掛けボックス席を相席で利用するプランとして、1人9,800円で販売する。

募集人員は100人、予約は8月7日から

募集人員は100人、最少催行人員は40人。夕食の弁当、夜食、川根温泉ふれあいの泉の入浴券、ブランケットなどを含む。大井川鐵道公式サイトの専用フォームにて、8月7日12時30分から予約を受け付ける。

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