西日本高速道路は23日、熊本地震で損傷した九州自動車道の川田橋(熊本県八代市、全長約200メートル)の被災状況を報道陣に公開した。損傷部分の本格的な復旧工事は上り線から進める方針だが、工事完了のめどは立っていないという。
橋桁が持ち上げられるように変形
川田橋は松橋インターチェンジ(IC)―八代IC間にあり、地震で橋桁が持ち上げられるように変形した。公開に立ち会った松田泰治・九州大名誉教授(耐震工学)は「橋桁の端は押し潰されたが、橋脚は一定の耐震性能で倒壊は免れた」と明かした。
応急措置と今後の見通し
九州道は先月28日の地震発生後、通行止めが続いた。今月14日朝に全線の通行を再開したが、川田橋の上り線は通行できず、下り線に支柱を設置するなどの応急措置を施し、片側1車線の対面通行としている。同社によると、今後、損傷した橋桁を撤去するなどし、本格的な修理に入る。一方、南九州道では一部で通行止めが続いている。



