日米共同演習「キーン・ソード27」玖珠町で説明会、住民ら反発も
日米共同演習「キーン・ソード27」玖珠町で説明会、住民ら反発も

陸上自衛隊日出生台演習場(大分県由布市、九重町、玖珠町)を含む国内各地で19~29日に行われる日米共同統合演習「キーン・ソード27」を前に、玖珠町主催の町民説明会が8日夜、同演習場そばのコミュニティーセンターで開かれた。

訓練の概要と参加規模

九州防衛局、陸自西部方面総監部の担当者らが同演習場で実施する訓練の概要を説明し、陸自から約4000人、米海兵隊から約480人が参加を予定していることなどを明らかにした。実弾は使用しない。

訓練内容と住民の反応

陸自によると、離島防衛を想定した対着上陸戦闘訓練や対艦戦闘訓練、空挺降下訓練を実施。小型無人機(ドローン)による攻撃を想定した電磁波訓練なども予定している。19~29日の前後約1週間で展開、撤収する。

説明会には近隣の住民ら15人が参加。畜産農家からは演習期間中、牛の餌にする草の刈り取りができなくなることに反発する声が上がった。沖縄県では今月、米海兵隊の男が女性への強盗殺人容疑で逮捕される事件が起きたばかりで、同演習場の近くの住民(63)は「沖縄だけの問題ではない。心配している」と話した。