27日午前5時25分頃、佐賀県伊万里市瀬戸町の男性(51)方から出火し、木造2階建て住宅の一部を焼いた。小学生の子ども2人を含む4人が病院に搬送されたが、全員の死亡が確認された。県警伊万里署は出火原因を捜査している。
犠牲者と火災の状況
発表によると、死亡したのは男性と妻(41)、小学6年の長女(12)、小学3年の次女(8)。火は1階と2階の一部を焼き、約1時間半後に消し止められた。男性は4人暮らしで、1階と2階に分かれて見つかった。現場はJR伊万里駅から北西約3.5キロの住宅が点在する地域。
知人の悲痛な証言
突然の悲劇に、知人からは悼む声が上がった。男性と家族ぐるみの付き合いだった会社員(38)は、消防団員として消火活動にあたった。「ホースの先を見たら男性の家だった。『うそやろ』と思い、逃げていてほしかったが、家の中にいると聞いて絶望した」と表情を曇らせた。一回りほど年齢が違う男性を「兄貴」と慕っていたという会社員は「8月の地域の祭りには、一緒に出店する計画もあったのに」と悔しそうだった。
子どもたちの思い出
長女と次女は地元の陸上クラブに所属し、練習に励んでいた。クラブの関係者は「2人ともいい子だった。自分に厳しく一生懸命練習していた」と言葉少なだった。



