避妊手術のミスで飼い犬が尿漏れの後遺症を負ったとして、飼い主の女性が埼玉県内の動物病院を運営する獣医師に損害賠償を求めた訴訟で、さいたま地裁で24日、和解が成立した。原告側が同日の記者会見で明らかにした。被告が謝罪し、解決金として300万円を支払う内容だという。
手術ミスで犬に尿漏れの後遺症
訴状によると、女性が飼っていたパグ犬(雌)は4歳だった2022年、同病院でこの獣医師による避妊手術を受けた。その際、常に尿が漏れる後遺症を負い、犬のオムツを頻繁に交換するなど介護が必要になったという。
和解成立、女性が会見で心境語る
この日、和解成立後に東京・霞が関で記者会見した女性は「飼い犬の状態が常に心配で、気が休まらない状態が続いている。そうした負担の大きさを分かってもらえたのは良かった」と話した。
原告代理人の渋谷寛弁護士によると、解決金の額は今後5年間のオムツ代や治療費などを踏まえて算定され、同種訴訟と比べて高額だという。