山梨学院大学が今月、学生らに対して、学生間で他者になりすまして定期試験を受けるなどの「替え玉」行為が複数確認されたとして、注意喚起するメールを送っていたことがわかった。メール内では当事者間で金銭のやり取りがあったともし、当事者については大学の規定に基づき、懲戒処分にしたとしている。
注意喚起メールを7日に送信
複数の学生らが明らかにしたところによると、大学側から学生に送られたメールは7日に送信されたもので、別の学生になりすまして授業に出るなどの行為も確認されたという。読売新聞が入手したメールには、こうした行為が複数確認されたとして注意を促す内容が記されていた。
同大は9日、取材に対し、「本件につきましては、回答を差し控える」とした。
学生からは困惑の声
メールを受け取った同大3年の男子学生は、「定期試験を受ける際は、顔写真付きの学生証を机上に示すことになっている」と説明。そのうえで、「そう簡単に替え玉ができると思えないが、懲戒処分とまでなれば、常習的だったのだろうか」とショックを隠しきれない様子だった。
また、同大の男性職員によると、授業の出席は専用のアプリを使い、特定の番号を打ち込むことで確認を取っているといい、「番号を共有されれば、どこからでも出席できる。対策をしてもいたちごっこになってしまう」と打ち明けた。