誤認逮捕の女性と県警が和解、和解金60万円…県議会が関連議案を可決
誤認逮捕の女性と県警が和解、和解金60万円…県議会が可決

兵庫県尼崎市のコンビニエンスストアで店の金を盗んだとして県警に誤認逮捕された女性が、県と国、コンビニの運営会社を相手取り約585万円の損害賠償を求めた訴訟で、県議会は5日、県が女性に和解金60万円を支払うとする和解の関連議案を可決した。

誤認逮捕の経緯

訴状などによると、女性は勤務先の店から現金を盗んだとして、2023年12月に窃盗容疑で尼崎南署に逮捕された。しかし、その後の捜査で、なくなったとされた現金は本部に送金されていたことが判明。女性は逮捕から約14時間半後に釈放された。

訴訟と和解の内容

女性は、県警が被害の裏付け資料の収集を怠ったなどとして24年6月、330万円の損害賠償を求めて地裁に提訴し、後に請求額を約585万円に拡張した。

大上健二・県警監察官室長は「原告の心労や負担を踏まえると、早期に解決すべきと判断し、和解することとした。再発防止を徹底する」としている。