警視庁は15日、国内で承認されていない睡眠薬を無許可で販売したとして、山形市の無職の女(41)を医薬品医療機器法違反(無許可販売)容疑で再逮捕したと発表した。女は薬を過剰に摂取する「オーバードーズ」を繰り返す若者らをSNSで募っており、関係先からは約3万錠が見つかったという。
SNSで「ハイプロンのぷろん」と名乗る
発表によると、女は昨年12月~今年1月、医薬品販売業の許可がないのに、東京都内の10~30歳代の女性3人に計9回にわたり、国内未承認の睡眠薬「ハイプロン」など計1130錠を発送して販売した疑い。再逮捕は14日。「求めている人に迅速に届けたいという思いだった」と容疑を認めているという。
薬はインターネットの輸入代行サイトを通じて、海外から購入。SNS上で「ハイプロンのぷろん」と名乗り、仕入れ値の約2倍で販売していた。同庁は、女が昨年1年間で約130人に計1900回ほど販売し、約2100万円を売り上げたとみている。
覚醒剤や大麻も見つかる
女は1月、「海外で購入した薬を転売した」と同庁に届け出た。女が住んでいた東京都練馬区のマンションを同庁が捜索すると、睡眠薬のほかに覚醒剤約2・4グラムや大麻が見つかったため、覚醒剤取締法違反(所持)容疑などで逮捕していた。