米大統領報道官、就任5日で退任へ 弁護士経歴詐称で批判
米大統領報道官、就任5日で退任へ 弁護士経歴詐称で批判

米ホワイトハウス当局者は16日、ケイティ・ザカリア大統領報道官が退任すると明らかにした。ザカリア氏は司法試験に合格していないにもかかわらず「弁護士」を名乗っていたことが経歴詐称だと批判されていた。12日の就任からわずか5日での退任となる。

トランプ氏が退任を促す

トランプ米大統領は16日、ホワイトハウスで記者団の取材に応じ、ザカリア氏に対し「あなたは幸せになった方がいい。この仕事は決して楽ではない。正直、もし私があなただったら考え直す」と伝え、退任を促したことを明かした。ザカリア氏は同日夜、自身のSNSにトランプ氏とのツーショット写真を投稿し、「彼の下で働けたことは光栄だった」と語った。

経歴詐称と記者会見の打ち切り

トランプ氏が任命を発表したのは今月9日で、ザカリア氏を弁護士だと紹介した。ザカリア氏自身も過去に弁護士を名乗っていたが、就任後、記者団から「どの州で司法試験に合格したか」を問われても、「中国に移住したとき」などと曖昧に答えていた。

15日の米FOXの番組では、司法試験に不合格だったことを一転して認め、「法科大学院で法学博士号を取得し、実務経験があった」などと釈明した。

ザカリア氏は、13日に初めて行った記者会見を約15分で打ち切ったことも非難された。記者3人の質問に答えただけで、十分な受け答えをできなかったことから、資質を疑問視する声も上がっていた。