米軍準機関紙「星条旗新聞」(電子版)は21日、米国防総省が同紙の発行人と編集長、中東担当記者の計3人を解雇する手続きに入ったと報じた。同紙のエリック・スレイビン編集長は解雇理由について、編集権の独立を訴えた自身の発言が「命令不服従」とみなされたと説明している。
編集長の発言と解雇の経緯
同紙によると、スレイビン氏は7月、米CBSの番組に出演し、国防総省が同紙への統制を強めていると指摘。「検閲がレッドライン(越えてはならない一線)になる」と発言した。中東担当記者も同番組に出演していた。
発行人は、同紙の役割に対する理解が国防総省とは根本的に異なるとして、9月末での退職を表明していた。星条旗新聞の運営費には公的資金の一部が投入されているが、編集権の独立は保ってきた。
全米記者クラブが声明で撤回要求
解雇報道を受け、全米記者クラブは「国防総省が報道を指図しようとする厚かましい試みだ」との声明を発表し、解雇の撤回を求めた。



