宇部市長がキャスター風に詐欺防止呼びかけ、啓発動画を公開
宇部市長がキャスター風に詐欺防止呼びかけ、啓発動画を公開

山口県宇部市は、特殊詐欺の被害が県内で相次いでいることを受け、篠崎圭二市長と西嶋和夫・県警宇部署長が出演する詐欺被害の防止啓発動画を制作し、公開した。県内ではSNSや電話、メールを利用した被害が多発しており、動画は市民に日頃からの防犯意識を高めるよう呼びかけている。

ニュース番組風の構成で注意喚起

動画はニュース番組をイメージした構成で、篠崎市長がニュースキャスター風に語りかけるシーンから始まる。市長は投資詐欺では「絶対、もうかる」「元本保証」、ロマンス詐欺では「二人の将来のために」「お金を増やそう」といった言葉が使われることを紹介し、SNSでお金を要求されたら詐欺を疑うよう促している。

県内の被害額は15億円超

今年に入って県内での詐欺被害額は15億円を超えており、西嶋署長は「SNSだけでなく電話でだまされる被害も深刻」と説明。国際電話の番号からの着信を警戒し、警察庁が推奨している特殊詐欺対策アプリを活用することを勧めている。

その上で、怪しいと感じたら宇部署や市消費生活センターに相談するよう説明し、「大切な財産を詐欺から守りましょう」と呼びかけている。

動画の公開場所と担当者のコメント

動画はインスタグラムの市公式アカウント「U―best」、ユーチューブの「宇部市長チャンネル」で公開している。

市市民活動課の担当者は「人ごとと思わずに、対策アプリをインストールするなどして詐欺被害から自身や家族を守ってほしい」と話している。