政府は13日午前、ホルムズ海峡を経由しない原油調達費用を支援する制度の創設などを盛り込んだ資源確保関連3法案を閣議決定した。国土交通省が準備している関連法案も近く閣議決定する見通しで、いずれもこの臨時国会での成立を目指す。
閣議決定された法案の内容
閣議決定されたのは「原油等調達多角化法案」、「原油等輸送保険法案」の新法2法案と、「エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)法」の改正案。
多角化法案では、ホルムズ海峡を避けて原油を迂回ルートで調達する際、割高になった輸送コストを補填する交付金制度を創設する。
保険とJOGMECの制度設計
保険法案は、原油を運ぶタンカーなどにかける損害保険で、国際情勢の緊迫化で再保険の引き受けができなくなった場合、政府が保険金支払いに必要な金額の一部を穴埋めする制度を設ける内容となる。
JOGMEC法の改正では、代替調達に必要なパイプラインの整備事業などにJOGMECが出資できるようにすることを目指す。