北海道警釧路署は13日、JR釧網線沿いの樹木を伐採して列車の運行に危険を生じさせたとして、相模原市中央区のタクシー運転手の男(23)を電汽車往来危険の疑いで逮捕したと発表した。男は「撮り鉄」と呼ばれる鉄道写真愛好家で、10日に37年間の運行を終えた観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」の撮影目的だったとみられる。逮捕は12日。
伐採の疑いと現場の状況
発表によると、男は9月30日午後1時頃から同2時35分頃にかけて、釧路町トリトウシの遠矢―釧路湿原駅間で、樹木をチェーンソーで切断し、踏切や信号機などを作動させる通信ケーブルに接触させて往来の危険を生じさせた疑いがある。
直線の線路が続く現場付近は人気の撮影スポットの一つ。JR北海道釧路支社によると、付近では9月下旬以降、約1キロ・メートルにわたって木が伐採され、木柱4本が切られる被害が見つかっていた。
被害の範囲と今後の対応
伐採された樹木と切られて補強を施した木柱が、8日に現場で確認されている。釧路署は詳しい経緯を調べている。