東京・吉原のソープ摘発、責任者ら9人逮捕 売春場所提供の疑い
吉原ソープ摘発、責任者ら9人逮捕 売春場所提供疑い

警視庁は7日、東京都台東区の吉原地区にあるソープランドで女性に売春をさせたとして、風俗店統括責任者(54)=同区浅草6丁目=ら男9人を売春防止法違反(場所提供業)の疑いで逮捕したと発表した。8人は容疑を認めており、50代の従業員の男は「法律違反になることは知らなかった」と否認している。

逮捕された9人と容疑内容

他に逮捕されたのは、ソープランド「エルドール」と「男爵」の責任者や従業員ら30~60代の8人。保安課によると、9人の逮捕容疑は5日、女性従業員6人が男性客を相手に売春する場所を提供することを業としたというもの。女性従業員は計約40人が在籍していた。

捜査のきっかけは匿名の情報提供

警視庁には今年4月、「女性を紹介したスカウトに店がスカウトバック(紹介料)を支払っている」との匿名の情報提供があり、捜査を開始していた。こうした支払いはスカウト側の収益源となることから、昨年6月施行の改正風営法で、風俗店による支払いが禁止されている。

統括責任者の供述と今後の捜査

警視庁は5日、吉原地区にある別の2店舗にも家宅捜索に入った。統括責任者の男は警視庁に対し「女性従業員を確保するのは難しく、求人広告を出しても足りないので、スカウトを使って確保していた」と供述している。警視庁は、違法なスカウトグループの関与やスカウトバックが支払われていた疑いも視野に調べている。