待ち伏せやSNS上での監視を繰り返した24歳の男性と、相手を傷つけたい衝動を抱えた女性。2人はいずれも、ストーカー加害者の更生を支援する団体に自ら連絡を取り、助けを求めた。
それぞれがなぜ執着し、どうやって自らの行動を止めようとしたのか。2人が取材に応じ、当時の心境を語った。
「相手が自分に興味がないと分かっていても、やめられない」「一瞬でも、遠くからでも、姿を見たかった」と話す。
片思い相手への執着のきっかけ
関西地方に住む24歳の男性は、小中学校の同級生だった女性に片思いし、2022年から1年以上にわたり待ち伏せやSNSでの監視行為を繰り返した。男性によると、高校卒業後に就職したが人間関係に悩み退職し、時間が余ったことがきっかけだったという。2022年9月に女性のSNSを発見し、そこから行動がエスカレートした。
男性は「依存みたいなものでした」と振り返り、片思い相手のSNSで服装を知ることに「快感」を覚えたと語る。しかし、次第に好意が憎しみに変わり、事件に発展する寸前の危機感を抱くようになったという。
女性のケースについては、相手を傷つけたい衝動を自覚し、同団体に支援を求めたことだけが明らかにされている。2人はいずれも、自らの行動に歯止めをかけようと模索し、更生への一歩を踏み出した。



