埼玉県議会9月定例会は、本会議開会2日前の特別委員会でやじを飛ばした県議への処分などを巡って議会運営が空転し、閉会予定の16日から日をまたいだ17日朝に閉会した。議会の閉会日に議事が終わらず、翌日までもつれ込むのは異例だ。
やじの内容と経緯
やじを飛ばしたのは、自民党県議団長の田村琢実県議(55)。14日の特別委員会で、県の行政サービスのキャッシュレス化を巡る質疑を行っていた会派「無所属県民会議」の井上航県議(47)に対し、「できるか。ばか」などと言った。
井上氏は15日に議長に田村氏への処分を要求し、自民側も16日、井上氏の行動にも問題があったとして懲罰動議を出す応酬となった。
本会議の混乱と結末
これらの処理を巡り、16日午前10時から予定していた本会議の開始が約1時間半遅れたり、途中で中断したりした。田村氏に対する処分要求と井上氏に対する懲罰動議はいずれも賛成多数で可決されたが、本会議は17日午前6時頃まで続いた。