舞台「リア王」北九州芸術劇場で上演へ 内野聖陽さん主演、森新太郎さん演出
舞台「リア王」北九州芸術劇場で上演へ 内野聖陽さん主演

シェークスピアの四大悲劇の一つ「リア王―KING LEAR―」が10月31日と11月1日、北九州市の北九州芸術劇場で上演される。リア王を演じるのは内野聖陽さん。演出を手がける森新太郎さんが作品への思いを語った。

老王リアの悲劇

老王のリアは、王位と領土を譲るため、3人の娘の愛情を試す。長女と次女は甘言でリアを喜ばせ、三女は苦言を呈する。リアは三女を勘当するが、長女と次女に裏切られ、狂気に侵されていく。

森新太郎さん「神の啓示だと思って舵を切った」

森さんは「元々、シェークスピアの『テンペスト』をやる予定だったが、内野さんから、実はチャレンジしたい演目は『リア王』だと。リアを演じる俳優との出会いがなければ取り組めない重量級の作品なので、これは神の啓示だと思って舵を切った」と明かす。

当初、自身が考えていたリア像とは、似て非なるものになったと評価する。「内野さんはすごくチャーミングで、狂気に侵されてからのリアは怖さがありながらも、かわいさもある。内野さんの魅力が新しいリアの造形にうまくつながっている」と語った。