広島県内の複数自治体で個人情報流出か、不正アクセスで防災メールに影響
広島県内の複数自治体で個人情報流出か、不正アクセス

大阪府の情報サービス会社「アルカディア」のメール配信サービスに対する不正アクセスで、広島県内の複数の自治体が14日、個人情報が漏えいした恐れがあると相次いで発表した。

福山市と廿日市市で大規模な流出の可能性

福山市は、登録されたメールアドレスなどに情報を提供する「ふくやま防災メール」などで、6万931件の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。名前やメールアドレス、電話番号などが含まれるという。

廿日市市は、約1万1000人が登録する「はつかいちし安全・安心メール」で、メールアドレスや電話番号が流出した可能性があると明らかにした。同市によると、「防災情報と無関係なメールが届いた」といった問い合わせもあった。

県警や消防組合でも影響

県警は、災害時に安否確認を行うシステムで、職員約5700人分の名前やメールアドレスが漏えいした恐れがあると明らかにした。福山地区消防組合も、火災情報を消防職員や消防団などにメール配信するシステムで、2464件の個人情報が流出した可能性があるという。

他の自治体にも拡大、配信停止も

このほか広島、竹原、府中、大竹、三次、江田島各市と海田、熊野、府中、大崎上島各町も流出の可能性を明らかにした。一部自治体では、メール配信を停止するところも出ている。