銀のさら650万件漏えいか、バイトルや自治体防災メールでも個人情報流出相次ぐ
銀のさら650万件漏えいか、個人情報流出が相次ぐ

サイバー攻撃による個人情報の流出が相次いで発覚している。13日も企業や自治体などで被害が明らかになり、宅配すし「銀のさら」では最大約650万件の情報が漏えいした可能性があるという。

銀のさらで最大約650万件の情報漏えいか

宅配すし「銀のさら」を運営する「ライドオンエクスプレス」は13日、サイバー攻撃により利用者の名前や電話番号、生年月日などの情報が最大で約650万件漏えいした可能性があると発表した。家族の氏名や誕生日が含まれている可能性もある。

バイトルやスカパーでも漏えいの可能性

宿泊施設向け予約管理システム「TEMAIRAZU」を運営する「手間いらず」や、求人情報サイト「バイトル」を運営する「ディップ」も同日までに、個人情報が漏えいした可能性があると明らかにした。

衛星放送会社「スカパーJSAT」では視聴者が任意で登録する「スカパー!メンバーズ」の会員、ヤマハ発動機ではコミュニティーサイト「YAMAHA PAS Life(ヤマハパスライフ)」の登録者について、個人情報漏えいの恐れが判明した。

JR東海が運営するネット通販サイト「JR東海MARKET」と「いいもの探訪」の会員についても、氏名や住所などが流出した可能性があるという。

自治体の防災メールでも情報流出

自治体が配信する防災メールの利用登録をした住民や、自治体職員らのメールアドレスなども漏えいした可能性が明らかになった。

情報サービス会社「アルカディア」(大阪府)は13日、防災メールなどの配信サービスが不正アクセスを受けたと発表。同社は多数の自治体と配信サービスの契約を結んでいるという。

大分県、千葉市、岡山市、東京都台東区や立川市など同社と契約する複数の自治体も同日、情報流出の可能性があると発表した。多い自治体で数万件に上る。

魚沼市の採用試験でも受験者情報が漏えい

新潟県魚沼市が職員採用試験で利用したIT企業「ApplyNow(アプライナウ)」(東京)の録画面接サービスのシステムが不正アクセスを受け、受験者の氏名など計116件の個人情報が漏えいしたことがわかった。市が9日に発表した。

市によると、漏えいしたのは2022、23年度の採用試験に応募した人の氏名や生年月日、電話番号、面接の合否結果などの登録情報86件と、市担当者のメールアドレスなど30件。

9月7日に不正アクセスが確認され、その後の調査で同市の情報の漏えいも判明した。個人情報は契約終了後に削除する契約だったが、同社は消していなかった。不正利用などの二次被害は確認されていない。