陸上自衛隊大分分屯地(大分市)で建設が進む大型弾薬庫の1棟目の完成を前に、地域住民らでつくる市民団体「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」は30日、大分市の敷戸西公園で反対集会を開いた。
弾薬庫に長射程ミサイルの保管を調整
同分屯地などの自衛隊施設に新設される予定の弾薬庫には、長射程の「スタンド・オフ・ミサイル」などを保管する方向で調整が進んでいる。九州防衛局によると、同分屯地には9棟を建設する計画で、1棟目は8月末、2棟目は今年11月末の完成予定としている。残る7棟のうち、3棟も6月に建設工事が始まった。
約80人が参加し、申し入れ書を提出
この日の集会には約80人が参加。地域住民らが弾薬庫の建設やミサイル搬入の中止などを訴えた後、「大分敷戸にミサイルいらん」などとシュプレヒコールを上げた。その後、同分屯地前で、県民が参加する意見交換の場を設けることなどを求める申し入れ書を同分屯地の隊員に手渡した。
神戸輝夫・共同代表は取材に「本物のミサイルが入ってくると住民も複雑な心境になる。我々を安心させるような、何らかの回答をしてほしい」と述べた。



