簗和生農林水産相が選挙で自らを支持しなかった首長の自治体予算を「カットした」と発言した問題をめぐり、佐々木紀・元国土交通副大臣(現首相補佐官)は7日、簗氏から地元自治体への予算配分額の問い合わせを受け、国交省に伝えたことを認めた。一方、「問い合わせを受けた際、簗議員から予算削減の働きかけも圧力もなかった」として、簗氏や自身が予算削減に関わってはいないと説明した。
国交副大臣時代の問い合わせ
佐々木氏は国会内で記者団の取材に応じ、国交副大臣だった今年2月中旬、簗氏から栃木県那須烏山市と那珂川町への2026年度の予算配分額について問い合わせを受けたと明らかにした。佐々木氏はそれを国交省の官房長に伝えたが、官房長からは「配分額はまだ決まっておらず、事業部局にも現時点で特に話はしない」と返答があったという。
予算増減の指示否定
佐々木氏は自身の対応について「簗議員の名前も出していないし、予算の増減について指示をしたこともない」と語った。佐々木氏から簗氏には、予算成立後に配分額を説明したという。