日本公認会計士協会は2日、ニデックの有価証券報告書(有報)に監査法人「PwCジャパン」が監査意見をつけなかったことに関連し、「資本市場の信頼性の観点から遺憾な事態」とするコメントを発表した。ニデックの不正会計をめぐっては市場の混乱が続いており、監査法人の責任を問う声も上がっている。
2年連続の監査意見不表明
PwCは「不正会計に関わった役職員の一部が財務報告に関与し続けている」として、2年連続でニデックの有報に監査意見を表明しなかった。
会計士協会はコメントで「会員の監査意見が不表明として提出されたことは、資本市場の信頼性の観点から遺憾な事態」とし、「監査の実施状況について今後も必要な対応を図る」と動向を注視する考えだ。
監査法人の責任を問う声
監査法人が上場企業の有報に監査意見を付けない事態は異例であり、監査法人の責任を問う声も上がっている。会計士協会は今後の監査の実施状況を注視していく。