母娘そろって剣道県代表、初出場の長女「母の言葉で強くなれた」
母娘そろって剣道県代表、長女「母の言葉で」

広島市東区の清水美紀さん(53)と、同市立沼田高校3年の長女・月美さん(17)が、7月12日に東京・日本武道館で開かれる第18回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会(読売新聞社など主催)に、広島県代表として親子揃って出場する。県剣道連盟によると、女子の同大会で県代表に親子が選ばれるのは初めての快挙という。

「神様がくれたご褒美」と美紀さん

美紀さんは山口県出身で、高校時代は全国高校総体(インターハイ)に出場した経験を持つ。大学入学後に競技から離れたが、長男が剣道を始めたのを機に40歳で再開。「子どもと一緒にできることがうれしかった」と語る。月美さんは家族の背中を見て、小学1年から道場に通い始めた。家族の中ではここ数年、優勝大会への親子出場が目標となっていた。今年1月、美紀さんは予選会で勝ち、5大会連続6度目の出場を決めた。

高校生王者・月美さんの挑戦

月美さんは4月、優勝大会への出場権も懸けた中国高校選手権県予選会個人戦で頂点に立ち、初出場の切符を掴んだ。「緊張したし、重圧もあったけど、試合前に母から『一緒に戦っているからね』と言葉をかけられたことで気持ちが強くなれた。集中して臨めた」と振り返る。家事をこなしながら剣道にも奮闘する美紀さんを尊敬しており、「夢がかなった。つらい稽古を乗り越えた成果」と語る。

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チームでの役割と意気込み

優勝大会は7人制で、戦う順番は年齢などで決まる。美紀さんは大将を務め、月美さんは高校生枠の先鋒(せんぽう)で、チームに勢いをつける役割を担う。県代表の最高成績は2015年の3位。初優勝を目指し、美紀さんは「(親子出場は)剣道の神様がくれたご褒美。(先に戦う)6人の思いを受け止め、しっかりと勝負をする」と決意を語る。月美さんは「強い相手ばかりだと思うけど、前へ出て戦う持ち味を出す」と意気込んだ。

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