連載『モンゴル抑留』で、井手裕彦氏がプレジデントオンラインに寄稿した記事によると、シベリア抑留の陰で歴史から消失した「モンゴル抑留」の実態が明らかになった。日本政府に見捨てられた約200人の身元未特定者が存在するという。
モンゴル抑留の実態
シベリア抑留は広く知られているが、モンゴルでも同様の抑留が行われていた事実はほとんど知られていない。井手氏の調査によれば、終戦後、約1万4000人の日本人がモンゴルに抑留され、そのうち約200人の身元が未だに特定されていない。
日本政府の対応
井手氏は、日本政府がモンゴル抑留者への対応を怠ってきたと指摘する。シベリア抑留に比べて情報が少なく、政府の支援も不十分だったため、多くの抑留者が帰国後も十分な補償を受けられなかった。
「日本政府はモンゴル抑留を軽視し、歴史から消し去ろうとしている」と井手氏は述べている。
今後の課題
抑留者の身元特定と歴史的正義の確立が急務だ。井手氏は、政府に対し、モンゴル抑留の全容解明と遺族への補償を求めている。



