宮城県議のパワハラ疑惑、所属会派が調査機関設置を議長に申し入れ
宮城県議パワハラ疑惑、会派が調査機関設置を申し入れ

宮城県議会の渡辺拓(ひろし)議員(50)=太白選挙区=が複数の県職員に対し、パワーハラスメントの恐れのある言動をしたとされる問題で、所属会派の「自民党・県民会議」は4日、政治倫理審査会や外部の専門家による調査・検証を行うよう、佐々木幸士議長に申し入れた。

県の調査で10件余りの言動確認

渡辺氏は、自民会派の求めに応じた県の調査で、職員に「それでも課長か」「最悪の人間だ」と非難するなど、パワハラの恐れのある言動が10件余り確認されたとして、8月に会派から厳重注意を受けていた。

この日、自民会派の横山隆光会長が佐々木議長に対し、政治倫理条例に基づく政治倫理審査会や、外部専門家で構成する調査委員会の設置について、速やかに検討するよう申し入れた。

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会派総会で渡辺氏はパワハラ否定

報道陣の取材に応じた横山会長によると、これに先立って開かれた会派総会で、渡辺氏はパワハラには当たらないとの認識を示したという。これに対し、出席者から公的な調査機関などで検証すべきだとの声が上がり、渡辺氏を除く全議員が了承したという。

横山会長は会派での調査は限界があるとし、「(議論が)平行線をたどったので議会全体の判断に委ねることにした。残念だが、県職員が安心して働ける職場をつくることが大切だ」と説明した。

渡辺氏は会派の対応を批判

渡辺氏は報道各社の取材に対し、「本来、会派が(当事者の)双方から聴取して事実を明らかにする責任があるのではないか。そうしたプロセスがなく断罪に終始している」と批判した。

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