朝鮮学校の就学前施設、「幼稚園」名称を不正使用か 両県警が捜査
朝鮮学校の就学前施設、「幼稚園」名称を不正使用か 両県警が捜査

愛知、三重両県の朝鮮学校に付属して設置された就学前の幼児を対象とする教育施設が、学校教育法で禁じられている「幼稚園」の呼称を不正に使用したとして、両県警が同法違反の疑いで捜査に乗り出したことが23日、捜査関係者への取材で分かった。

「幼稚園」表記で捜査対象に

学校教育法違反の疑いが持たれているのは、就学前の子供が通う「幼稚班」「幼稚部」を朝鮮学校に付設している学校法人の愛知朝鮮学園と三重朝鮮学園。捜査関係者によると、両法人はホームページやSNSなどで、幼稚班などを「幼稚園」と表記していた。

幼稚園を所管する文部科学省の担当者は「誤解を与えかねない表示があれば、監督権限を持つ都道府県が指導して改善を求めるべきだ」と指摘している。

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ホームページは修正済み、SNSには残存

この問題を追及している岐阜県羽島市の佐藤健市議によると、両法人は5月時点でホームページの学校紹介で「四日市朝鮮初中級学校付属幼稚園」「名古屋朝鮮初級学校・付属幼稚園」などと掲載していた。現在、ホームページの表記は修正されているが、SNSに掲載されている過去の「開放保育案内」などのチラシ類には「幼稚園」の記述が確認できる。

学校教育法では、幼稚園の名称は一条校として厳格に規定されており、無認可の施設が「幼稚園」と名乗ることは禁じられている。両県警は、こうした表記が同法に抵触する可能性があるとみて調べている。

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