湖南市、イラスト4点を約10年無断使用 損害賠償61万6000円
湖南市、イラスト4点を約10年無断使用 賠償61万円

滋賀県湖南市は25日、イラストレーターが描いた作品を市が関係する事業のポスターやホームページ(HP)などに無断使用し、約10年間、著作権を侵害していたと発表した。担当者がインターネット上で検索したイラストを著作権のないフリー素材と誤認していた。市は著作権者と9月17日付で和解し、損害賠償金61万6000円を支払う。

無断使用された作品と経緯

無断使用したのは4点で、いずれもイラスト素材の開発などを行うアートバンク(京都市)の著作物。公園に集う人々や、笑顔で手をあげる人たちのイラストなどで、ボランティアの募集や健康推進員の仕事紹介といった目的のポスターやHPに、2015年から使用していた。

発覚から対応まで

昨年11月、著作権者の代理人弁護士が著作権侵害を指摘。同月21~26日にHPからイラストを削除した。松浦加代子市長は「権利者にご迷惑をおかけし、市民の信頼を損ねた。著作権や肖像権に対する正しい認識を全職員に徹底する」とコメントを発表した。