宮崎市池内町の古賀総合病院が、高リスク妊婦の出産などを担う「地域周産期母子医療センター」の認定を10月末に取り消される見通しとなった。病院側が8月、宮崎県に対し人員不足を理由に認定辞退を申請していた。周産期医療は他の病院で対応するが、同院の産婦人科診療は継続する。
認定辞退の経緯と理由
地域周産期母子医療センターは、糖尿病や精神疾患などリスクの高い妊婦の出産や新生児治療を24時間体制で担う施設。同病院によると、2008年に県から認定されたが、医師やスタッフの不足でセンターに求められる体制の維持が困難になったという。
県は辞退申請後、県周産期医療協議会を開催して協議。認定の取り消しは10月31日になる予定。
今後の周産期医療体制
県によると、宮崎市など県央地区では同病院以外に県立宮崎病院と市郡医師会病院が同センターに指定されている。さらに「総合周産期母子医療センター」の宮崎大医学部付属病院もあり、周産期医療を継続して受けられる体制が整っている。