札幌市中央区の北海道神宮で23日、「樺太開拓記念祭」が行われた。樺太(現ロシア・サハリン)出身者らが集まり、記念碑の前で先人たちに祈りをささげた。
例祭日に合わせて毎年開催
8月23日は、豊原(ユジノサハリンスク)にあった樺太神社の例祭日。1973年のこの日に全国樺太連盟が「樺太開拓記念碑」を神宮敷地内に建てて以来、毎年記念祭が開かれてきた。2021年に連盟が解散してからは、恵須取(ウグレゴルスク)出身者らが中心になって行われている。
参加者の思い
今年は23人の元島民や遺族らが参加。北海道恵須取会事務局長の渡辺良洪さん(82)は「樺太への思い、歴史を語り合い続けていきたい」と語った。
本紙の樺太を巡る連載記事を読んで駆けつけたという恵須取出身の上口洋子さん(88)は「ふるさとのいろいろなお話を聞くことができて本当に良かった。懐かしい」と喜んでいた。



