神奈川県警保土ヶ谷署の20歳代の男性巡査長が今年8月、有効期限が切れた運転免許証31枚を外部に不正に持ち出していたことが、捜査関係者への取材で分かった。免許証を入れたカバンを紛失したことで発覚した。県警監察官室は、持ち出した目的などを調べている。
港北署勤務中に回収した免許証を保管
捜査関係者によると、持ち出されていたのは、巡査長が港北署で勤務していた時期に、更新で訪れた市民から回収した免許証。県警では、回収した免許証はシュレッダーにかけるなどして廃棄する決まりだが、巡査長は何らかの手段で入手し、保管し続けていたとみられる。
飲食店で酔ってカバン紛失、遺失物から発覚
巡査長は8月下旬に飲食店で酒を飲み、酔ってカバンを紛失。遺失物として届けられたカバンから、免許証が見つかった。個人情報保護法の規定に抵触する可能性もあり、監察官室は持ち出した経緯を調べるとともに巡査長の処分を検討している。