職場の人間関係に悩む女性は少なくない。中でも、マウントを取る女性の存在に悩まされている人は決して珍しくない。本記事では、マウントを取る女性の特徴や心理・原因を整理し、具体的な対処法を紹介する。
職場でマウントを取る女性の特徴
まずは、職場でマウントを取る女性によく見られる特徴を解説する。
常に他人と比較している
物事を「自分の方が上か下か」という基準で判断する傾向がある。他人との比較が習慣化しているため、会話の中で自然と優劣をつける発言が出やすくなる。仕事内容や評価、忙しさなどを比べ、「自分の方が大変」「自分の方ができる」と暗に示してくる。
他人のミスを見逃さない
他人の失敗にすぐ気づき、それを指摘する傾向がある。優位に立つための材料として、無意識に利用している。言い方がきつかったり人前で強調したり、必要以上に責めて相手を下げようとする。
他人を褒めない
誰かが成果を上げても絶対に褒めない傾向がある。相手を褒めると自分の立場が下がるように感じてしまうため、素直に認めることができない。周囲が「すごいね」と盛り上がっていても、「大したことないじゃん」「私にもできる」などと水を差す発言をして空気を悪くすることも少なくない。
人によって態度を変える
人によって態度を変えるのも特徴だ。上司など自分より強い立場の人には愛想よく接するが、自分より弱い立場の人にはそっけなくなる。差が激しい場合は、「人によって態度を変える人」として社内で有名になることもある。
職場でマウントを取る女性の心理・原因
なぜマウントを取ってしまうのか。ここでは心理・原因を解説する。
自分に自信がない
一見自信があるように見えても、実際には劣等感や不安を抱えている可能性がある。他人より優位に立とうとするのは、その不安を打ち消すためだ。相手より上に立てたと感じた瞬間だけ安心できるため、繰り返しマウント行動が出てしまう。
承認欲求が強い
承認欲求が人一倍強いとマウント行動をしがちだ。職場で認められたいという自然な感情が強すぎると、不必要に他人を下げようとしたり、自分の成果をアピールしたりする行動につながる。
ストレスを抱えている
たまったストレスがマウント行動につながる場合もある。優位に立つことでストレスを発散している。他人を素直に認められないのも、ストレスで心に余裕がなくなっているせいかもしれない。
環境による影響
成果主義など競争が激しい環境では、他人と比較されやすく、マウント行動を助長する一因となる。周囲がすべてライバルに見える職場では、協力より競争が優先され、何気ない会話にも上下意識が入り込む。個人の性格だけでなく、職場文化そのものが影響している場合もある。
職場でマウントを取る女性への対処法
マウントを取る相手には冷静に対応することが重要だ。具体的な対処法を紹介する。
対抗しない
対抗すると相手の競争心を刺激し、状況が悪化する可能性がある。あえて張り合わないことが最も有効な対処法の一つだ。「そうなんですね」と受け止めて終えるほうが、結果的に自分の消耗を防げる。
適切な距離をとる
必要最低限のコミュニケーションに留めることで、ストレスを軽減できる。雑談のたびに疲れてしまう相手なら、物理的・心理的な距離を置くことも必要だ。関わる時間や頻度を調整するだけでも、心が楽になる。
信頼できる人・上司に相談する
一人で抱え込まず、信頼できる同僚や上司に相談するのも一つの手だ。自分では気づかなかった対処法が見つかったり、客観的に状況を整理できたりする。場合によっては環境調整につながることもある。我慢し続けて心身に負担が出ないよう、早めに相談するのがポイントだ。
マウントに振り回されないための考え方
マウントに対処するには、考え方の整理も大事だ。自分の受け止め方を整えることで、心が楽になる。ここではマウントに振り回されないための考え方を紹介する。
相手の問題として切り分ける
相手の言動は相手自身の問題であり、自分の価値とは無関係だと理解することで、必要以上に傷つかずに済む。相手の不安や承認欲求が表れているだけだと捉えると、冷静さを保ちやすくなる。
「比較しない軸」を持つ
自分なりの基準や価値観を持つことで、他人の評価に振り回されにくくなる。仕事への姿勢や生活の優先順位など、自分が大切にしたいものを明確にしておくと、不要な比較から距離を置ける。
職場は成果の場と割り切る
職場の人間関係に過度な期待を持たないことも有効だ。全員と深くわかり合う必要はなく、業務が問題なく進めば十分と考えることで、気持ちが楽になる。
相手に振り回されず自分の軸を保とう
職場でマウントを取る女性はどの環境にも存在する。避けるのが難しい以上、相手に振り回されず自分の軸を保つことが大切だ。対抗するのではなく冷静に対応して、快適な職場環境を取り戻そう。



