14日に82歳で死去した北茨城市長の豊田稔氏の葬儀が30日、同市民体育館で営まれ、弔問客約1200人が故人をしのんだ。
市と豊田家の合同葬
葬儀は市と豊田家による合同で執り行われ、祭壇には優しくほほえむ豊田氏の遺影が飾られた。参列者は花を手向け、遺影に向かって手を合わせた。
市葬で功績をたたえる
市葬の葬儀委員長を務めた鵜沼聡副市長は式辞で、豊田氏が東日本大震災からの復旧復興に尽力したことなどを挙げ、「市政の発展に尽くした功績に感謝申し上げる」と述べた。豊田氏には名誉市民の称号が贈られた。
知事が弔辞で人柄しのぶ
大井川知事は弔辞で、県市長会会長を務め、各首長から「親分」と慕われていた豊田氏から、「私はあまり知事のことが好きではないが……」と前置きして県の政策を褒められたと振り返った。そして「強い信念と責任感で政策を実現した希有な政治家。北茨城市と県の一つの時代を形作った」とたたえた。



