「1台契約すると2万~3万円もらえるバイト」などと持ちかけて大学生を誘い、携帯電話を不正契約させたとして、20代の男女4人が詐欺容疑で逮捕された。契約された携帯電話は、ネットバンキングの不正送金事件に使われたという。
4人の容疑と役割
警視庁サイバー犯罪対策課は11日、他人に譲り渡す目的を隠して大学生に携帯電話を不正契約させたとして、ベトナム国籍の無職の男(26)=埼玉県川口市=ら4人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。この男は指示役とみられ、「身に覚えがない」と供述しているという。
ほかに逮捕されたのは、フィリピン国籍のアルバイトの女(23)、日本国籍のアルバイトの男(24)と会社員の男(23)。女は「覚えていない」と否認し、男2人は容疑を認めているという。
契約の手口と大学生の関与
4人の逮捕容疑は2024年7月8日、当時20代の男子大学生らと共謀し、東京都内の携帯販売店で、第三者に譲渡する目的を隠して男子大学生名義で通信サービスを契約し、携帯電話1台(販売価格約32万円)を購入したというもの。
同課は、逮捕された女の指示で契約手続きを行った男子大学生についても同容疑で書類送検した。男子大学生は容疑を認め「先輩から誘われた」と供述したという。
警視庁の呼びかけ
同課によると、男らは首都圏で同様の手口を繰り返していたとみられる。警視庁は「誘われても、軽い気持ちで違法行為に加担しないでほしい」と呼びかけている。



