那須ハイランドパークの『プレスマ』、累計登録6800人突破 スマホ不要の思い出撮影サービス
那須ハイランドパーク『プレスマ』累計登録6800人 スマホ不要の思い出撮影

栃木県那須ハイランドパークで2025年から実施されている思い出撮影サービス『プレスマ』の累計登録ユーザー数が6800人、累計購入グループ数が1100グループに達した(2026年9月2日時点)。夏休み期間中にSNSや複数のメディアで取り上げられたことが後押しした。

『プレスマ』とは? 顔登録して園内カメラが自動撮影

『プレスマ』は「プレシャス(かけがえのない)」と「スマイル(笑顔)」を組み合わせた名称で、来場者が事前に顔登録(来園後10日以内)すると、園内のカメラ約50台が自動で撮影。写ったシーンを抽出し、思い出ムービーとして作成する。顔写真の登録とハイライトムービーの確認は無料で、購入は全シーン2000円、1シーン700円。

利用者は「家族・親族」の30〜40代が最も多く、次いで20代の家族連れ、ペット連れの利用者も見られる。想定していたターゲット層は「子育てに少し余裕が出てきて、いろんなところに子供を連れて行くのが楽しい一方で、写真や動画を撮るのは少し面倒」という層で、実際に多くの支持を得ているという。一方、予想外だったのは「一人旅」での利用で、「一人旅だったので写真が少なく、そんな時にもってこいのサービスでした」といった反響も寄せられた。

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スマホをしまって遊ぶことに集中できる価値

最大の特徴は、来場者に撮影を意識させず、遊ぶことに集中してもらいながら自然な表情や瞬間を自動で残せる点。従来の写真販売サービスはカメラの前でポーズをとることが前提だが、プレスマは施設内のカメラが自動で撮影するため、来場者はスマホをしまって遊ぶことに集中できる。

アンケートでは「動画を撮ってもらえると思って、自分ではあまり動画を撮らずに遊ぶことに集中できた」「いつも父親がカメラ役になるので家族皆で写っている写真や動画が少なかったが、家族皆でアトラクションを楽しむ様子が写っていてうれしかった」といった声が寄せられている。アトラクション乗車中など、自分たちでは撮影できない場所やタイミングにもカメラが設置されていることから、「普段撮影できない前からの子供の表情が見える動画はとても欲しかった」という声や、「実家の両親にも動画を見せて、行っていない家族とも思い出を共有することができてとても良かった」という声も届いている。

プライバシー保護と今後の展開

園内では「通路も対象として、躍動感や自然な笑顔を撮影できるスポットを中心に配置しています。より映りやすくなるコツとしては、ぜひ園内でカメラを見つけたら、カメラに向かって家族みんなで手を振ったり、ポーズを決めたりしてみてください」と説明。グループ全員を顔認証することで、全員が映っているシーンがより多く抽出され、一部の方が未登録だとその方の顔にマスキングがかかる場合があるという。

撮影映像や登録された顔データは厳重なセキュリティのもとで管理され、本人の同意(顔登録)がない来場者を特定して動画化・外部提供することはない。「周囲の方のプライバシー保護と安心・安全な運用を最優先に設計しております」としている。

今後は那須ハイランドパーク以外のレジャー施設への導入も検討中で、すでにアミューズメント施設をはじめ幅広い分野の事業者から相談が来ているという。「将来的には『プレスマが導入されているのが当たり前』と感じていただけるような、思い出作りに欠かせないスタンダードなサービスを目指していきたい」と話す。「あの日の感動を、いつまでも」という価値を、より多くの場所で届けるべく、サービスの普及に取り組んでいく。

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