村木厚子氏「検察は間違うな、ではなく」冤罪被害者が伝えたかった真意
村木厚子氏「検察は間違うな、ではなく」冤罪被害者の真意

元厚生労働事務次官の村木厚子さん(70)が、自身が巻き込まれた証拠改ざん事件を振り返り、検察に対する思いを語った。村木さんは、現職の検事が取り調べ中に「検察なめんな」と怒鳴り机をたたくなどの行為で刑事裁判にかけられていることに触れ、「私の思いが全く伝わっていない」と指摘する。

取り調べでの「嫌な気持ち」と嘘

村木さんは、自身が逮捕された際の取り調べについて語る。机をたたかれることはなかったが、取り調べ担当の検事から「机を思いっきりたたき、外の職員が何事かと駆けつけてきたほど乱暴な検事もいますよ」と言われたという。密室でわざわざそう言われ、「うわぁ」と嫌な気持ちになったと振り返る。また、検事から嘘もつかれた。後にデータの改ざんが明らかになったが、当時は真実を隠されていた。

冤罪事件の背景

村木さんは、2009年に大阪地検特捜部による証拠改ざん事件で冤罪被害に遭った。この事件では、元厚生労働省職員の村木さんが、障害者郵便物割引制度を悪用した詐欺事件に関与したとして逮捕・起訴された。しかし、後の裁判で証拠改ざんが発覚し、2011年に無罪が確定した。大阪地検特捜部は、この事件で起訴された検事が証拠を改ざんしたとして、同検事が有罪判決を受けた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

村木氏の訴え

村木さんは、「検察は間違うな、ではなく、間違ったときにどうするかが大事だ」と強調する。冤罪を防ぐためには、検察内部のチェック機能や透明性の向上が必要だと訴える。また、取り調べの可視化や弁護人の立ち会いなど、被疑者の権利保護の重要性を指摘する。

村木さんは現在、冤罪被害者の支援活動にも取り組んでおり、司法制度の改革を訴え続けている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ