副課長級で退職した元市職員が副市長に就任、約50人抜きの異例人事
副課長級で退職の元職員が副市長に就任、約50人抜きの異例人事

千葉県東金市議会は18日、副課長級(等級6級)で市役所を退職した元市職員を副市長とする人事案について、11対8の賛成多数で同意した。現職であれば、職員約500人の市役所の中で、課長(等級7級)や部長(同8級)ら約50人抜きの異例の人事となる。

川崎一郎氏の経歴と就任の経緯

副市長に就任するのは、8月31日付で退職した川崎一郎氏(53)。退職直前まで市教育委員会教育総務課の副課長を務めていた。井上一雄副市長の退任後、空席となっていたポストに19日就任する。

川崎氏は山武市出身で慶大経済学部卒。2000年4月に入庁し、教育総務課係長や企画政策部秘書広報課副課長を務め、今年4月、教育総務課副課長に就任。同課係長の時代から、市教育委員だった山下美紀市長と接点があるという。

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市長の説明と議会での反応

山下市長は市議会本会議で、川崎氏登用の理由について、「発想力と実行力があり、即戦力」と説明した。

川崎氏は人事案同意後、議場で「山下市長を精いっぱい支えていきたい」とあいさつした。

一方、副市長人事を巡っては、一部の市議から「あまりにも唐突」「副市長として必要な行政経験や人脈があるのか」との声も上がっていた。

今後の課題と期待

同市は、財政赤字に苦しむ東千葉メディカルセンターの運営問題など大きな課題を抱える。川崎副市長は内部調整に加え、県や国とのパイプをどう築いていくか、その手腕が試されることになる。

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