「チヨーダの酒場」が有楽町で開催中 酒類提供なしの“そうじゃない”イベント
「チヨーダの酒場」有楽町で開催 酒なしの“そうじゃない”イベント

群馬県千代田町のポップアップイベント「チヨーダの酒場」が、東京・有楽町の東京交通会館で開催されている。開催期間は2026年9月20日まで。イベント名に「酒場」とあるが、会場でお酒を含む飲食物の提供はないという“そうじゃない”イベントだ。

このイベントは、東京都千代田区と間違えられやすいことを逆手に取った千代田町のプロモーション企画「#じゃない方の千代田」の一環として実施。会場では、千代田町の特産品などが当たるガラポン抽選会や、「じゃない方の千代田」プロジェクトのキャラクター「線男」の特大パネル展示などが行われている。

開催概要と会場の様子

「チヨーダの酒場」は、東京交通会館1階のサンプリングエリア(建物外)にて各日10時~18時に開催。イベント初日の9月18日は秋晴れに恵まれ、道行く人が足を止め、ガラポン抽選会の賞品である「サントリー生ビール」や、「じゃない方の千代田」プロジェクトのPRキャラクター「線男」の特大パネル展示を眺めていた。

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ガラポン抽選会には、千代田町公式LINEか公式Instagramを友達登録/フォローすることで参加できる。当たる商品は「サントリー生ビール」350ml缶6本セット(当選人数は10人)、「線男Tシャツ」(当選人数は10人)、線男グッズ(アクリルスタンド、毛玉取り、キッチンタイマーのいずれかで、当選人数は合計150人)、「線男キラキラシール」(当選人数は500人)のいずれか。20歳未満の来場者には酒類を渡さない。

「#じゃない方の千代田」とは

群馬県千代田町は、名称が似ていることから「東京都千代田区ですか?」と間違えられることが多いという。この間違えられやすさを逆手に取り、「#じゃない方の千代田」プロモーションを展開。「ビールのまち」をはじめとする千代田町の魅力を知ってもらうきっかけづくりを進めている。

「#じゃない方の千代田」プロモーションは昨年に続く第2弾で、2026年9月から本格展開。ショートドラマの配信や東京都千代田区内での交通広告などを実施している。交通広告については、千代田区長・樋口高顕氏も自身のXで言及し、「九段下に、群馬県 千代田『町』さんの広告です!」と投稿。「千代田」をめぐる交流が生まれつつある。

イベントでは来場者との間で実際に「千代田区のイベント?」「いえ、群馬に千代田町という町がありまして……」とのやり取りが発生していた。

担当者が語る狙いと注目ポイント

千代田町役場総合政策課の横山将氏によると、今回のポップアップイベントは「千代田町をリアルに知っていただくきっかけを作る」ことを目的に開催したという。初日となる18日、16時過ぎ時点での手応えとしては、特に女性層から千代田町のPRキャラクター「千代田線男」が可愛いと好評で、“キラキラシール(ガラポン抽選会の賞品)が欲しい”といった声が上がるなど「親しんでもらえている印象を受けました」とのこと。

賞品に採用したノベルティグッズは、自治体グッズの定番品ともいえる「ボールペン」や「クリアファイル」などをあえて選ばず、「自分では買わないけど、あったら嬉しい」という視点を取り入れて企画。長く便利に使ってもらえるものを、役場側でピックアップした。

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横山氏が一番“推し”ているガラポン抽選会の賞品は、線男グッズのアクリルスタンドだ。組み立てて飾れるだけでなく、カップ麺にお湯入れたのちフタを押さえる「カップ麺ホルダー」としても活用できるお役立ちグッズとなる。千代田町は利根川沿いに位置する町で、レガッタなどの水上スポーツも盛んだ。今回のアクリルスタンドは「利根川から出てくるように」、また「カップ麺のスープから飛び出たように」見える遊び心あるデザインに仕上げたという。

また、当選人数は10人とやや少なめながら、線男の名前をイメージした「LINE MAN」の文字が入った「線男Tシャツ」もインパクトのある一品だ。カラーはブラックとグリーンの2色。ブラックは日常的に使えるカラーとして、グリーンは造園業者が多く「植木の里」ともアピールする千代田町の“緑”をイメージした。横山氏が「将来的には販売しても面白いのでは」と語る自信作だ。

「チヨーダの酒場」は9月20日まで開催されている。近くまで出かける機会があれば、群馬県千代田町の“じゃない方”ではない魅力をのぞいてみてはいかがだろうか。